今年の、9月から始まるマイナンバーカードのキャッシュレス決済を忘れていませんか?これは、6月で終了する、キャシュレス決済キャンペーンが終了するのに伴い、更なる景気刺激策として、マイナンバーカードの普及も狙う、政府にとっては、「一石二鳥」とも言える、施策なのですが、最大5,000円までのポイントバックがあります。一回当たり25%のキャッシュバックで、マイナンバーカードを持っていないと恩恵を受けることができません。
このマイナンバーカードの取得なのですが、これが、なかなかむつかしい仕組みになっています。まずは、取得の為の申請に、一回は、役所に行かなくてはなりません。
そのあと、その人の専用の申請書をもらうのですが、ネットでの申請と、書類での申請の2通りにわかれます。
書類での申請は、写真屋さんで、証明写真を撮ってもらって、その写真を添付して、郵送し、手続きが終了します。
ネットでの申請は、スマホで、写真をとって、申請をするのですが、これが、なかなか難しいですね。写真に、少しでも、無駄なものが移っていたら、申請をした一週間後に、不受理のメールが返ってきます。(柱が映っていたり、照明が強くても受理してくれません)いうなれば、スマホで撮った写真は、ほぼ100%に近い確率で、受理してくれません。まいまいの場合もそうでした。
4回スマホで撮って、送ったのですが、すべて不受理で、結局、証明写真の機械で撮り直しをしました。申請の受理をして頂けるだけで、なんと、1か月かかりました。その一か月後、手続きを開始してから、マイナンバーカードを入手するまでに、2か月かかりました。
手続きが完了したら、また、役所に出向く訳ですが、これも平日しかうけつけてくれません。まず、受け取る為に、役所に受け取りの予約をするわけですが、この予約をしてからも、受付確認をして、それから、1時間くらい待たされて、ようやく、マイナンバーカードを交付してもらえます。
要は、5,000円のプレミアムを貰うために、最低2回は、役所に行く必要があり、その交付の為に、1~2時間は待機時間が必要とうことなのです。証明写真代だけでも、1,000円は必要です。
コスパでいったら、どうなんでしょうか?2回は仕事を休んで、数時間、待機時間が必要で、コストメリットは5,000円です。
これって、時間がある人にはいい制度なんでしょうけど、5,000円の為に、お仕事を2回欠勤しますか?役所に行くにも、交通費も掛かりますし、仕事の休みの調整も必要です。5万円なら、検討にあたいしますが、わずか、5,000円なら、仕事をした方がいいですよね。
身分証明書の代わりになるというメリットが強調されていますが、パスポートや、運転免許証を持っている人には、メリットって全くないですよね。住民票や、印鑑証明がコンビニで取得するとうメリットもありますが、1年間のうちに、住民票が必要な場面ってそうそう無いような気がします。
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